Artist
JAPAN
森永 泰弘
Yasuhiro MORINAGA

NOW
サウンド・アーティスト/フィルムメーカー
東京藝術大学大学院を経て渡仏。帰国後はエスノグラフィーの手法を科学技術的に磨き上げ、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀を記録しながら通文化的な視点で作品を制作している。
主な作品として、2024年に長崎県生月島のかくれきりしたんのオラショ朗唱、アマゾンの孤立先住民アワ族のカラワラ詠唱、そしてイベリアのグレゴリオ聖歌を対峙させながら、16世紀と現代における野蛮の言説をテーマにした没入型インスタレーション『The Voice of Inconstant Savage』(2024/CAM-Gulbenkian - Portugal)、東南アジアの少数民族が奏でるゴング⾳楽をフィールドワークしながらドキュメントした『Exploring Gong Culture of Southeast Asia』(2022/Subrosa -Belgium)、北ベトナムに居住するモン族の養蜂家と祈祷師の生活を蜂の視点から描いた視聴覚インスタレーション『POLLINATORS』(2020/さいたま国際芸術祭)がある。